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読書録『小惑星探査機 はやぶさの大冒険』

毎年元旦から数日間は連続で更新するこの日記、今年も見事に3日坊主で記録はストップして、その後はこんなにあいだが空いてしまいました。ダメダメですの。いよいよもってお友達から「生きてる?」「死んでる?」というメールが来るようになったところで、、、ゆきぴゅーは生きております!と堂々の生存表明いたします。

最近『小惑星探査機 はやぶさの大冒険』という本を読みました。著者はノンフィクション作家の山根一眞さん。2003年の打ち上げから昨年6月に地球に戻ってくるまでの7年間にわたる詳細なルポを全11章で構成した本なのですが、最後の章はもう涙、涙、涙。「はやぶさ」チームの皆さんのどんな状況でも乗り越えてみせるという意思と、はさぶさを愛する親のような気持ち、そしてなによりも、無事にカプセルを送り届けるという使命を果たして大気圏突入とともに燃え尽きたはやぶさの偉業に号泣してしまいました。はやぶさが必死の宇宙航海を続けていた7年間、ゆきぴゅーはこの地球でのほほ~んと暮らしていたですのねーとなんだか恥ずかしい気持ちにさえなりました。

さらに恥ずかしいことに、打ち上げから2年かけて目標の小惑星に到着、再び2年かけて地球に戻ってくるはずが、いろんなトラブルがあって結局7年かかってしまったってことくらいの知識しかなかったゆきぴゅーは、この本を読んで目からウロコなことばかりでしたの。宇宙空間って不思議ですわねー。

その一つが、はやぶさがめざした小惑星イトカワが、長径わずか500メートルしかない小さな小さな星だったということ。それから『地球スウィングバイ』。イトカワを目指してひたすら宇宙の中を進んでいったはやぶさが、打ち上げから約1年後に再び地球に戻ってきて、地球の重力と公転速度を利用してさらに加速することをいうそうですの。一体誰がそんなことを考えついたんですのーと思ったら、すでにスウィングバイは1970年代にはアメリカが木星で実証済だそうで、、、人間ってすごいですわねー。

はやぶさに搭載されていたイオンエンジンのこととか、ゆきぴゅー頭脳ではさっぱり理解不能っぽい内容も“中学生にもわかるように”書かれていてスラスラと読める本なので女子にもオススメです。今見たらアマゾンの評価がものすごい高い!ゆきぴゅーは図書館で借りたのですがこれは買いだと思いました。次元がレベルはまったく違えど、よーしわたしもがんばろう!っていう気になる一冊ですわよ。

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コメント

コメント一覧 (7件)

  • 中々、更新されないのでインフルエンザで寝込んでいるんじゃないかと心配してましたが無事が確認できて何よりです(^O^)

  • むねさんへ

    寝込んでいませんわ~!ご心配かけてごめんなさいですの。
    でも油断は禁物。むねさんもお風邪などにはお気をつけ下さいませね♪

  • やっと冬眠から醒めたようですね。
    例の件、気長にお待ちしていますので、よろしく!(^_^)

  • お久しぶりです。
    昨年のプラネタリウム番組 ハヤブサ バック トゥ ザ アースが
    発売されていますね。 ブルーレイ版とDVD版が。
    自宅でも観る度に感動で涙しています。

  • 夜空さんへ

    >昨年のプラネタリウム番組 ハヤブサ バック トゥ ザ アースが
    >発売されていますね。 ブルーレイ版とDVD版が。

    そのDVD、3400円のはずが、なぜかアマゾンで19800円で売ってるんですケドこれはどうしてなんですの~?

  • こんばんはゆきぴゅーさん。

    >そのDVD、3400円のはずが、なぜかアマゾンで19800円で売ってるんですケドこれ>はどうしてなんですの~?

    アマゾンで確認したらDVD版は確かに19,800円でした。どうやらDVD版は完売してしまい、アマゾンでの出品者が高い値をつけているようです。ブルーレイ版も14,800になっていました。先ほど、アストロアーツのオンラインショップを確認したらブルーレイ版は注文が可能になっていました。(^_^)

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