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広田さんの写真展&写真集

5月最終日。銀座キヤノンギャラリーでやっている(といっても6/1で終わりなのですが)、親子で鉄道写真家の広田尚敬さん・泉さんの写真展「ずっとそこにあるもの」を見てきました。実は先週のオープニングの日に見に行くつもりがギリギリ時間が間に合わなくって、仕方ないのでそのあとの有楽町ガード下でのホッピー宴会だけ出席させていただきました。まぁズバリ言ってしまうと写真展見ずに酒の席には顔を出したということです。
で、そのホッピー宴会の場所について、先に一杯やりはじめている広田さんからこんな指示が来たんですの。
「新幹線の高架の左側を博多方面に歩いておいで」
(博多方面って、、、ったくこれだからテツは困りますわ)
とぶつくさ言いながら歩き始めたゆきぴゅーですが、不思議なことにどーやってもそのお店にたどり着けませんの。なぜでしょう?答え→博多方面ではなく東京駅方面に歩いていたからです。ちーん。
結局3、40分近くも有楽町駅周辺をグルグルと歩き回り、足も痛いしのども乾いたし泣きそうですわーというところでようやく合流。
「どんだけ方向音痴なんだ!なぜ博多方面がわからない!」
とさんざん皆さんに笑われ不思議がられながら飲んだビールは最高においしかったです。

・・・と今日お伝えしたのはそんなことではございませんの。実は広田さんは震災後、被災地へ物資を運んだりしながら積極的にボランティア活動をしていらっしゃいます。昼間はボランティア、人のいない早朝と日没後だけ写真を撮っていたそうです。その撮りためた写真でこのたび鉄道風景の写真集を自費出版されます。売上の収益はひたちなか海浜鉄道と三陸鉄道にすべて寄付されるというもの。その写真集のお話をぜひお聞きしたいですわと言ったら、
「今ゲラあるよ、見る?」
といってバッグからゴソゴソと取り出すではありませんか。
「ぇえーっ?ココで?!」
と恐る恐る拝見すると、ガード下の酔っ払いばかりの超平和な空間から、すぅっと吸い込まれるようにその写真の中の世界に入り込んだ気がしました。「ここから始まる。」のタイトル通り、震災後この壊滅的な状態からスタートという被災地の鉄道の現状がまざまざと見てとれる一方、夢や希望もたくさん詰まっている写真集だと思いました。まわりの皆さんはいい気分でホッピー飲んでいるのにここで泣いたら雰囲気悪くなるなと思ってガマンしたのですが、やっぱりうるうるしてしまいましたわ。広田さん貴重なゲラ、ありがとうございました。次はしっかりと製本された状態で拝見させていただきます。
というわけで皆さまもよかったら、広田さんが用意してくださった支援の機会を利用してみてくださいませね。ゆきぴゅーもテツで甥っ子のカンタに一冊買ってあげようと思います。

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • ひたちなか海浜鉄道 吉田さま

    お友達や知り合いにどんどん進めてみますわね。
    一日も早い復興をお祈りしています。

    >ちなみに、私も東京と博多の区別はつかないかも。

    ぇえええーーーーーー?!本当ですの?!
    鉄道会社の方がそうなんだから、
    ゆきぴゅーが逆方向に歩いたのは無理ないですわね!(ホッ)

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