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手を縫いましたの

kega ゆきぴゅーはおととい横浜某公園で撮影中に後ろに転んで手をつきそこにあった切り株で手のひらを切ってしまいましたの。
そんなに血は出なかったのですが切り傷がびろびろとしているし、
もう一箇所の傷にはまるで手から木の枝がにょきっと生えているかのようにぶっさりと刺さっていました。こ、
これは世界びっくり人間みたいなのに出れるかもしれないですわ、とかアホなことを考えつつ、
それでもその枝を抜き取ろうとするのですがなかなか取れなくて、
すごく痛かったけどえいっと取ると血がどわっと出てきてしまいまい、
途端におろおろしてどうしたもんかととっさお師匠サマに電話をしたら某新作発表会出席中だった為電話に出れないのでメールで一言
「発表会中だ!ばか者」と返されてしまい、
更に泣きそうになりながらまだ枝の残りが入っているようなので近くの病院に駆け込みましたの。
とげをぬいてもらって消毒してばんそうこうを貼ってもらう位と思って行ったら、即「縫いましょう」と言われて
「痛いのいやです痛いのいやです」
と訴えたのですがすぐさまベッドに寝かされ看護婦さんに押さえられ生まれて初めて手のひらに麻酔打たれてしまいました。
直線で切れた方は3針くらい縫うだけで問題なかったのですが枝が生えてしまった所がやっかいでかなり奥のほうまで枝が入っているとのことで
「これは少し切開して取り除くしかありません」とまたプスプスと麻酔を打たれて切られて縫われて思わぬオペにぐったりですの。
こわくて自分の手は見られないので一生懸命縫ってくださる30代前後の先生(男性)の顔を見ながら“この先生は独身かしら”
とか考えながら気をまぎらわしておりました。1時間後包帯をぐるぐる巻かれて病院を出て歩きながら「あぁ、
来週海女修行にいけなくなっちゃった」と思ったらかなしくなりました。
 全治2週間。ちーん。

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