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ビバ☆温泉

rumina-1 某水中本の打ち上げで伊豆の温泉一泊旅行に行ったですわ。
 当時は事務所を出たら、まず北千住でデザイナーのIさんを拾って、羽田で沖縄帰りのお師匠様を拾って、
最後に横浜でイラストレーターのSさんを拾ったですの。本を作るという偉業を成し遂げた3人と半分(私)ですのに、
すべての作業をインターネットでやったので、なかには初対面同士がいたりしたのですが、
とにかく誰が決めたか温泉打ち上げつあーですの♪

 関内で颯爽と車に乗り込んだSさんのバックからPower Bookがちらっと見えたので、すかさず
「温泉行って仕事するんですかー」と聞いたら「ギクゥ!ちょ、ちょっとヤバイんですぅー今やってる仕事締め切りなんですぅぅー」
と言ってだまりこくっちゃたですの。
 かわいそーですわと思ったのですが、ゆきぴゅーは興味深々でイラストのこととか聞いてぺちゃくちゃおしゃべりしていたら、
もともとヒットポイントの少なかったSさんは、あっという間にバッテリー切れをおこしそうになってしまいましたの。
どーやらSさんかなりの虚弱児と思われますわ。
 夕飯の時間に遅れそうだったのでお師匠さまの運転が荒くなって、
しかも伊豆スカイラインのヘアピンカーブの道でそれをやっちゃったもんだから、
ゆきぴゅーはSさんが泡をふいて死んじゃうんじゃないかとハラハラでしたわ。案の定Sさんは段々めがねの中の目がぐるぐるになってしまって、
目的の河津温泉に到着の寸前には巨大なループ橋では、完全にぐるぐる。宿に着いたころにはぐったりしてましたわ。

 さてさて温泉に入ってすぐお夕飯ですの。温泉に入ったらSさんはちょっとヒットポイントが回復したみたいで、
喜び勇んでお夕食の部屋に行ったですの。お部屋食ではないのですが、食堂は個室でしたわ。見ると机の上に料理のおさらが満載。ヤマメ、アユ、
ニジマスと川魚のオンパレードでしたのよ。
 で、ヒットポイントが回復して、喜んで食べていたSさんだったのですが、
そのうちお腹がいっぱいになってきて最後の最後に残ったメイン料理とも言える、お腹の中にたらこが丸ごとはいっているかのような
「子持ちアユ」と格闘しながら、最後はまたヒットポイントゼロで、またぐるぐる目が回っちゃっていました。

 次の日の秘境露天風呂の旅へつづく、ですの。

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