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水族館でパーティーですの

お世話になっている動物写真家の内山晟センセがこのたび2冊の本を書かれたということでその出版記念パーティーがきのう開催されましたの。会場はなんと池袋のサンシャイン国際水族館!営業終了後の水族館を借り切ってのパーティーだったんですのよ。夜の水族館で飲んで食べられるっていうだけでワクワクなのに、2匹のペンギンが入り口でお出迎えしてくれるという水族館らしい演出もあったりしてとっても盛り上がりました。
バースデーケーキ
(内山先生のお誕生日が近かったためバースデーケーキのサプライズ)

今回出された本というのは、『内山晟の五大陸どうぶつ写遊録』(講談社)と『毎日おいしい 男の料理』(中経出版)の2冊。ひとつ目の「五大陸どうぶつ、、、」の方はわかるのですが、なぜに動物写真家さんが料理本???と普通は思いますわよね。でもお料理好きの内山センセ、エッセイ付きのお料理コラムを別の出版社の雑誌で何年か連載していて、今回それをまとめた形で文庫本になったんだそうです。

実はゆきぴゅーがカレンダー撮影のお手伝いをしていた時期がちょうどこの本のゲラチェック段階だったらしく、せっぱ詰まった時には助手席でいきなり原稿を朗読しはじめるんですの。

「聞いていてへんなところがあったら言ってね」
「ハ、ハイ」
「えー、まずは、“ゴーヤチャンプルー”。豆腐はペーパータオルに包んでまな板にのせて、重石をのせて・・・」
「センセ、そこ、のせて、のせて、が続きますわね」
「そうだね、、、、うーん、それじゃこうしよう。豆腐はペーパータオルに包んで・・・」

ってな具合。そのおかげでゆきぴゅーも運転しながらいくつか新しいお料理を覚えられるという一石二鳥なバイトでしたわ。普段計量カップや計量スプーンを使わないで勘で作っちゃうそうなので、あらためて分量と言われると面倒くさくってねぇ~とよくボヤいていたし、あとがきを読めば、“本書のレシピはかなりいい加減なので、これを目安に各自味を調整してください”と書いてあるのが内山先生らしいなと思いました。料理本といってもそのレシピに付随するエッセイのほうがどちらかというとメインの本なので、レシピ自体には基本的に写真は無くて、代わりに、「ポテトサラダ」のところにはアラスカのトナカイが、「たまねぎの四川風炒め」にはパンダが載っていたりするんですの。読み物としてとてもおもしろい本なので、ぜひ本屋さんで手に取ってみてはいかがでしょうか。なにはともあれ、仕事から帰ったら毎晩こんなお料理が待っている内山センセの奥サマが一番幸せですわ~と思いながら帰ってきたのでした。
エイ?

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • サンシャイン国際水族館では、某大学某学科の卒業謝恩会をやったことがあります。
    薄暗い中、カラフルなクラゲが泳いでいたりして、なかなかよい雰囲気でしたよ。

  • ご隠居さま

    そうなんですの!クラゲがいい雰囲気を演出してくれるんですの。
    その点、ウツボはダメです。

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