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心得ですの

kokoroe わたくしの着付のセンセであるO塚さんは人生の先輩としていろんなことを教えてくださいますの。
きのうはお稽古の日だったのですがちょっと上達したゆきぴゅーに大切な事を教えるわ、と言って夜こんなメールをくださいましたの。
(以下原文) 

★★★★★「きもので殿方とおデート」の注意点★★★★★

「今日の殿方とは万が一、一線を越えてしまうかもしれませんわっ」
という予感がする場合、通常の着付けとは異なった部分に気を使います。

◇其の壱 「外見」より「中身」重視
通常の着付けでは、きれいに着るためにタオルや綿を入れて補正をしますが、
「万が一」というときに、それらがポロリと出てきては殿方も興ざめ。
そこでなるべく補正ものはせず、下着もできれば着用しないほうが
殿方ウケします。
しかし、やはりノーパンでは心もとない、というときは、
総レースのヒップハンガータイプなどがムードを壊さずによいでしょう。
長じゅばんも2部式ではなくワンピースタイプで、
でも決して身ごろを省略して木綿で出来ているものはいけません。
殿方の夢をこわしてしまいます。

◇其の弐 「芸者遊び」はしない
いよいよ、となったとき、殿方につい帯の先をを持たれて
「あ~れ~」などとコマのように回って遊んでしまいたくなりますが、
やはりムードが台無しです。
それはもっと親しくなってからのネタにとっておき、
初回のあなたは「お待ちください」などと言って
長じゅばんの状態まで自分でほどきます。
殿方も馴れていない(はずの)きものの着付け(脱がせ方)ですので、
ほどく順番などわかるはずもありません。
そこで重要なのは「すばやく脱ぐ」
着物を早く着られるように練習するのとともに、
素早く脱げるというのもまた「オトナの女」の条件なのです。

◇其の参 「最初と最後は同じ状態」
そして帰り支度もまたすばやく。
人に着せられたのではなく、
フツーにあたりまえに着物が着られますのよん、ということをアピールです。

これでもうその殿方のハートはガッチリつかんだも同然です。

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