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信州スイッチバック号と583系寝台列車の旅(前編の後半)

ところで今回の旅は2種類の列車に乗るのが目的でありまして、ツアー名になっている『信州スイッチバック号と583系寝台列車の旅』の信州スイッチバック号というのが、東京の立川駅から新潟県の直江津駅の区間で乗った列車でしたの。スイッチバックで有名な姨捨(おばすて)駅と二本木駅。それからふだんは使われていない桑ノ原信号場というところでもスイッチバックを体験出来ました。

ちなみにスイッチバックというのは、「あれ?止まったと思ったら戻ってない?と思ったらまた止まって、あら、また動き出したですわね」という動きのこと。もっと詳しく知りたいかたはウェブでお調べくださいませね。

で、スイッチバックの他にもうひとつ、この列車で鉄ココロをくすぐるらしい演出があったのですが、それが中央線の辰野回りで走ったということ。昔は通っていたけれど今は通らないルートをあえて走って下さったみたいですが、こうやって地図で見ると「ずいぶん遠回りしたですのねー」という感想しかありません。

時間の無駄では決してありません

先にも言いましたが、今回は99%鉄道ファンのためのツアーなので、鉄道に関係する名所や遺構などの近くを通ると車内放送で伝えてくださって、それがまたユーモアたっぷりの内容でとてもよかったのです。そして私達が乗った団体列車は、時刻表通りに走る通常の列車の合間をぬって走らせている臨時列車なので、時々見知らぬ駅で10分程度の時間調整ということがひんぱんにあって、そんな時には、案内放送の音楽(オルゴール?)を数パターン流して飽きさせないようなサービスも満載でした。ちなみにオルゴールが流れると、皆さん一斉にシーンとなってケータイやスマホを網棚の上のスピーカーに近づけて録音し始めるんですの。びっくりですの。


中央本線 日野春駅の脇に残された給水塔。かつて走っていた蒸気機関車に水を補給した施設のようです。

ガタンゴトン
ゴリラポッドで固定されたボイスレコーダーをロビーで発見!音鉄さんですわね。

スマホで必ずおさえる
塩尻駅では何分かの停車の間に一斉に外に出て記念撮影。

おばすてえき
スイッチバックで知られる姨捨駅でも列車から下りて記念撮影が出来ました。

ツワモノ
違う車両の、とある席。わざわざこれらのプレートを持参して窓際に飾るというその心意気はあっぱれですの。

さて、信州スイッチバック号は春爛漫だった東京をスタートして、甲府盆地あたりを過ぎた頃からだんだんと標高が上がってきて、長野県に入ると春はまだ遠しという雰囲気で、カンタのお家のある長野市も過ぎ、さらに北上して新潟県に入りました。

妙高高原あたり
するとなんと!雪景色!

金沢まで伸びてるんだねー
来年開業の北陸新幹線の高架橋を眺めながら、いよいよ前半の終点、直江津駅に到着ですの(16:35)

さぁ次の列車に乗換えだー

ここから念願の寝台列車に乗り換えですわ。583系ってどんな列車ですのー???ワクワク。

前編の後半おわり。

後編の前半につづくですの。

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