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食卓の情景

最近、池波正太郎を読み始めたゆきぴゅー。今読んでいるのは『食卓の情景』という、食のエッセイ集なのですが、実におもしろいです。旅先で食べたもの、子供の時食べたもの、おうちで食べる手料理、映画の中の食べ物などなど、本当に“おいしいもの”を食べることが好きな人だったんだろうなぁと感心しながら読んでいますの。今ではめったに言わなくなった“カツレツ”や“ライスカレー”、“ビフテキ”っていう言葉の響きも新鮮です。きのうは読んでいたら無性にカツ丼が食べたくなったので、近所のか○やに行ったら、店員のにーちゃんの無愛想さと、厨房のやかましさに嫌な思いをして、カツ丼はいっこうに出てこなくて、あげくの果てに後から来たテイクアウトのお客さんのほうが早く出てきちゃって、結局30分近く待たされて、せっかくのいい気分が台無しになった悲しい夜でした。きっと池波先生だったら怒り狂うに違いないですわ。いつかゆきぴゅーもあんな食のエッセーを書きたいなぁと思いながらお月様を見上げました。

池波さんは絵もお上手

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コメント

コメント一覧 (9件)

  • 本当に池波正太郎の作品には料理とか食べ物がよく登場し、それがみなおいしそうなんですよね。

    私も今「鬼平犯科帳」シリーズの文庫本を通勤電車で読んでいますが、食べ物の描写では食欲をそそられます。

    「一本うどん」なんて、今でもどこかの店の名物になっていそうですが...。

  • ご隠居さま

    一本うどん、文京区本郷にある『釜揚げうどん高田屋』さんで食べられるみたいですわ。ただし4名からの予約制だそうですので、ぜひこんど“一本うどんを食べる会”を発足してゆきぴゅーをお誘いくださいませね。

  • ご隠居様、お久しぶりです。先日ビアマウントでご一緒したさや吉です。 一本うどんとは、細くて何メートルもあるものですか?それともすごく太くて数十センチ?う~ん、なぞだ。「一本うどんを食べる会」、いいですね~

  • ゆきぴゅーさん、さや吉さん、どうもです。

    一本うどんはね、「鬼平犯科帳」に出てくる同心の一人が好物にしているものなんですよ。その同心が一本うどんを食べに入った店で見知らぬ浪人に声をかけられ、ひどい目にあうなんて話なんですが...。

    「太めのうどんが一本だけとぐろを巻いている」というイメージなのですが、実際に食べられるところがあるのですね。こちらのページに写真も載っています。

    http://r.gnavi.co.jp/g126900/menu1.htm

    では、その内みんなで食べに行きましょうか?

  • ご隠居さま、さや吉さんへ

    それでは鬼平の『男色一本うどん』を読んでから集まることにしましょうですわ♪

  • 「一本うどん」の会,開催の折は是非写真を載せてください.
    ところでゆきぴゅーさんの画風,変わりました?

  • cattleさんへ

    >「一本うどん」の会,開催の折は是非写真を載せてください.

    了解ですわ~。
    イラストでは一本うどんをのどにつまらせるゆきぴゅーを描きますわ。
    もしかしてcattleさんも池波ファンでしょうか。

  • ゆきぴゅーさん.

    私,池波正太郎さんはTVの方から入ったので,格別ファンというほどではないんです.暇な時に親父の本棚から借りて読んだくらいです.

    ところで勝手な願望ですが,「一本うどん」を一気に食べていばっているゆきぴゅーさんのイラストもいいのではないかと…

  • ご隠居さま

    うわ~、ほんとにうどんがとぐろを巻いている!すごい、こんな食べ物があるんですね。何だかノドをつまらせそう・・・ 私は一本うどんにノドを詰らせるゆきぴゅーの絵が見たいです(笑)

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