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物体Xの女

好きな映画ベスト10を挙げるとしたら間違いなく上位にランキングされるのがSFホラーの傑作(だと思っている)『遊星からの物体X』ですの。バックドラフトの主役で知られるカート・ラッセルが若い頃出ている映画なのですが、これはとても面白いですから観ていない人はぜひDVD借りて観て下さいませね。今みたいにCGを使っていないので、ある意味すごくリアルで衝撃映像が頭に残りますわよ。ちなみに今から31年前、1982年の作品です。

で、この『遊星からの物体X』の3日前のお話、いわゆる前日譚として去年の夏くらいに公開されたのが『遊星からの物体Xファーストコンタクト』。これは上映していた劇場も少なくて、かなりひっそりとやっていたのでつい見逃してしまっていましたの。それが最近ようやくDVDがレンタル&発売になったらしいので近所のTSUTAYAに行きました。入荷していたのは15本、そのうちブルーレイ2本だけ。どうせならブルーレイで観たいと思っているゆきぴゅーはDVDを借りる気はなく、といっても全部レンタル中だったのでトボトボとその日は帰ってきましたの。

2日後。再び行ったのですがまたレンタル中。

そのまた2日後。またしてもレンタル中。タイミングによっては返ってきたばかりでレジの後ろに積み上がっていたりするので店員さんに聞いてみましたの。

「あのぅ、新作の『遊星からの物体Xファーストコンタクト』のブルーレイは返ってきていないですか?」

「少々お待ちくださいませ」

と言って端末をたたき、

「残念ながらすべてレンタル中です。最短であさってのお昼に返却予定でございます」

「はぁ、そうですか、、、じゃまた来ます」

またしてもガックリしながら帰宅ですの。言われた通り翌々日に行ってみると、、、なんということでしょう!(ビフォーアフター風に)

返却があったものの即別の人に借りられてしまったようですの。ガーン。

こうなったら電話で聞いて確実に「あります!」という時に借りに行くですわ!と思って、それからほぼ毎日のように、

「『遊星からの物体Xファーストコンタクト』のブルーレイは返ってきてますか?」

と電話をしていたので、絶対にしつこくて怪しいこのお客を、「物体Xの女」と認識されていたに違いないですわ。愛と情熱に満ちたラブストーリーでもなければ、夢と希望がつまったファンタジーでもなく、ぶったいえっくす。

で、その後どうなったかと言いますと、きのう隣町のTSUTAYAに行ったら、あっさり在庫ありで即借りましたわ。あんなに苦労したのはなんだったんですのー???
もしかしてうちの近所にはSFホラー好きがたくさん住んでいるのでしょうか?!何はともあれ観るのが楽しみです。またご報告いたします。

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