ハムフライ


ゆきぴゅーは小学校の時、給食で出るハムフライがどーしても食べられませんでしたの。困ったことに一ヶ月に一回は必ず出たハムフライ。脂っこいのとフライが苦手で一口も食べられなかったチビゆきぴゅーは、毎回お掃除の時間に「給食のおばさんごめんなさい」とつぶやいてこっそり2階の教室の窓から捨てておりました。当時通っていた分校の校舎は、隣にうさぎ小屋、その向こうは川への急な坂で、ピューンとまるで円盤のように飛んでいったハムフライはそのウサギ小屋の上空を通過し、遠くかなたに消えてゆきました。とっても悪いことをしている(けど食べられない)という意識からか、今でもその光景は苦い思い出として目に焼き付いていますの。

それか幾年もの時が経ち、先月のことですの。ゆきぴゅーはその苦い思い出のハムフライと再び対面したんですの、門前仲町の居酒屋『深川 山憲』で。
「ううう、、、ハムフライ、、、」と昔のつらい記憶がよみがえったゆきぴゅーでしたが、
「大人になったから食べられるかも」と、おそるおそるかじってみたんですの。するとあら不思議。お、おいしいですわ~。なんでこれが嫌いだったんですの~?ただの食わず嫌いですの~?あぁもったいないことをしましたわ。給食のおばさんあの頃は本当にごめんなさいと、心から懺悔をしておいしくいただいたのでした。

先生に見つからないように投げるですの

何枚のハムフライが空を飛んだかは不明。