ゆきぴゅーは無類のラーメン好きとして育ちましたの。小さい頃から、「何食べたい?」と聞かれると「ラーメン」と即答する安上がりな子でしたの。しかし、それが2,3年前から崩れてきましたの。なぜかというとラーメン一杯食べきれなくなってきたからですの。このわたくしがラーメンを残すなんて今までのラーメン人生はなんだったのでしょう、、、、と思い悩むようにさえなってしまいましたの。
そのきっかけとなったのは「ラーメン二郎」だったんですの。たしか目黒店だったと思います。いつも行列が出来ているので気になっていたので、ある日、思い切って女友達と並んだんですの。狭くてきったなくて周りはむさくるしい男の人ばかりで、そんな中、ドキドキしながら食券を買いましたの。量はどうするか、と聞かれましたが「ふ、ふつうで」と答えました。そして出てきたのは目の高さもある超、超、超大盛りのラーメンでした、っていうか、これってラーメン???とびっくりしました。たしかに太麺が好きなゆきぴゅーですが、二郎のラーメンはそれまで食べたどのラーメンよりも太く、しかもその大盛りの麺にたどり着くには超大盛りのキャベツやモヤシなどの野菜を食べなくてはいけないという、半ば苦行のようなものでした。結局、半分も食べきれずにお店を出たゆきぴゅー、、、。量を聞かれたのはこういうことだったんですのね、男性客しかいないのはこういうことだったんですのね、、、。
「大好きなラーメンをほとんど残してしまった」という罪悪感だけが残った“二郎”の初体験だったのでした。 つづく
